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「洗剤の種類 PH(ペーハー)編」 正しい洗剤選びで汚れをノックアウト!

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スーパー、ドラッグストア、ホームセンターなどで売っている家庭用洗剤にもいろいろな種類がありますよね。そんな洗剤、正しい選び方をしていますか?
今回はPH(ペーハー)、つまり酸性、アルカリ性、中性などで分類して、汚れや用途に適した洗剤選びをご提案します!

中性タイプは「安心・マイルド・優しい」洗剤

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食器用洗剤でおなじみの中性洗剤。洗浄力はマイルドですが、塗装面・金属・石材にもまず変色の心配なく使用できます。日々のお手入れ的な掃除に最適です。安全とはいえ、使用後はきれいに水拭きですすぎをしましょう。でないと、ツルツル滑ったり、モコモコあわ立ってしまいます。

(市販商品例:ママレモン、ジョイ、トイレマジックリン、バスマジックリン)

弱アルカリ性は「生活洗剤」

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手あかや軽度の油汚れ・ヤニ汚れなど、生活する上でどうしても発生する汚れに対して効果的な一般的洗剤。肌の弱い方は念のため手袋を着用して使いましょう。痛んだ塗装面やフッ素コートははげることもあり、アルミも変色することもあるので、目立たないところで試してから、手早く掃除しましょう。

(市販商品例:マイペット・ガラスクルー、ワイドマジックリン)

アルカリ性は「強力・危険・要注意」の洗剤

 

image26建材にも人体にも影響のある強力洗剤。台所の換気扇やレンジフード、厨房の油汚れに効果的ですが、使用後は中和(すすぎ)を念入りに行います。用途により「油汚れ用・「カビ取り用」「パイプ洗浄用」に分かれています。「混ぜるな危険」は「酸性洗剤や酢との混合により、塩素ガスが発生する」からです。命を落とす方もいますので、くれぐれもご注意ください。純毛、絹製品、革製品等には使えません。

(市販商品例:マジックリン、ハイター、カビキラー、パイプマン)

酸性洗剤も「強力・危険・要注意」の洗剤

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便器の尿石、水あか、鉄サビの除去、浴室の石けんカスなどに効果を発揮します。しかし鉄を腐食させたり、タイルの目地、大理石などを傷めますので、注意が必要です(便座にも使えません)除々に効果が発揮されるので、湿布して時間を置いた後にブラッシングする方法が必要です。なお、浴室用洗剤でも弱酸性のものがありますので、大理石には使用できません。もちろん、「混ぜるな危険」です。

(市販商品例:サンポール・ルックトイレの洗剤)

 

コッコロポイント

汚れに合った洗剤を選ぼう!
強力な洗剤はガンコな汚れを落とせるけど、素材を傷めてしまうこともあるんだ・・・ 汚れの度合いに合った洗剤選びがポイントだよ♪
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